見積もりの見方、浴槽交換費用の詳細内訳を解説
浴槽交換を業者に依頼し、提示された見積書を見て「一体何にいくらかかっているのか分からない」と戸惑った経験はありませんか。適正な価格で工事を依頼するためには、見積書に記載された各項目の内容を正しく理解することが不可欠です。浴槽交換の費用は、主に「商品代」「工事費」「諸経費」の三つのカテゴリーに分かれています。まず「商品代」とは、新しい「浴槽本体」の価格のことです。これに加えて、シャワー水栓や風呂釜(追い焚き機能)も同時に交換する場合は、それらの「設備機器代」が加算されます。次に、費用の大部分を占めるのが「工事費」です。ここには様々な作業項目が含まれます。まず、既存の浴槽や設備を運び出すための「解体・撤去工事費」。そして、新しい浴槽を設置し、給排水管を接続するための「設置・配管工事費」。在来工法の埋め込み型浴槽の場合は、壁や床を壊す「はつり工事費」や、それを元に戻すための「左官・タイル工事費」「防水工事費」なども必要になります。さらに、工事車両の駐車スペース代である「駐車場代」や、解体で出た廃材を法律に則って処分するための「産業廃棄物処理費」も工事費に含まれるのが一般的です。最後の「諸経費」は、現場管理費や事務手数料、保険料など、工事を円滑に進めるために必要な経費を指し、工事費全体の5%から10%程度で計上されることが多いです。これらの項目が一つ一つ明確に記載されているか、そして各項目の単価や数量が妥当であるかを確認することが、不当な高額請求を避けるための重要なポイントです。不明な点があれば、遠慮せずに業者に説明を求めましょう。